「醤油搾り」とは
約一年かけて育ててきた”もろみ”をいよいよ醤油として搾っていきます。
今回の搾り師さんは、”げんげのはらっぱ”の野田哲夫さん。
通称・てっちゃん。
いつも愉快なてっちゃんが、この時ばかりは真剣な表情です。
沸かしたお湯を、もろみに加え、竹のささらで混ぜ溶かしながら、微妙な調整をしています。
もろみを高い温度で溶かしていくことが大事です。
醤油を搾るのは、搾り槽。
溶かしたもろみを搾り袋に詰めて、こちらの槽に積み重ねていきます。
出てきた―――!!!
最初は重みでお醤油が出てきます。
油圧ジャッキを使って圧力をかけていくと、大豆からのエキスも出て段々と澄んだ美味しいお醤油が出てきます。
火入れ前の醤油は「生醤油」としてお持ち帰り♪
醤油の温度を上げていく時にも、大事なポイントがいくつかあります。
最後、一気に温度をあげるとアクも出てくるので、アクは取ります。
その後の工程もありますが。。。
腹が減っては戦ができん!(笑)
焼きみかんーーーーー意外な美味しさにびっくりでした。
てっちゃんの獲った鹿肉も焼いて頂きました。
ここにくると、私達人間も自然の一部ということを実感します。
一年かけて丁寧に育てた醤油は、家の調味料としたはかかせません。
そして、料理教室でもこちらの醤油を使用しております。
このお醤油を使うだけで、全てのお料理が美味しく頂ける気がします。